2024年12月

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月刊シティ・タワー診療所 12月号 | 院長ブログ

月刊シティ・タワー診療所 12月号

岐阜駅周辺では11月からイルミネーションでとても華やかになっています。 毎年どんどんきれいになっていく印象があります。今年は柿色のマントを羽織る信長さんでした。 今月の島ちゃん先生 〜特徴的な先生が多かったな、第3弾〜 小学校の思い出の第3弾です。 最後にご紹介するのは「木工が大好きな先生」です。 この先生は木工がとても好きで、この先生が独自に開発した楽器「バンドーラ」を小学生全員作りました。 バンドーラは、おそらくウクライナの楽器で、それをうちの小学校では弦を3本に減らして作りました。 私の地元は木曽檜の生産地であったため、木材が豊富でした。 このため木材の教育は不自由なくできたので、 児童全員がみな一年くらいかけて作ったのを覚えています。 この先生は私達の学年のひとつ下の学年の担任だったので、 その学年はバンドーラ作りと演奏をひたすらやっていました。 そのため、時々他県にも演奏会に行っており「うらやましいな〜」と子ども心に思っておりました。 というわけで、私の小学校はとてもユニークな小学校でした。 全校児童は50名足らずで、畑ばかりやる先生、音楽ばかりやる先生、 そして木工ばかりやる先生がいて、授業をうけた、という印象がありません。 それでもまあ、皆楽しく小学校生活を送りました。 残念ながら今は廃校になってしまいましたが、私が大学生のとき、 テレビ朝日のニュースステーションで「懐かしの木造校舎」という特集で全国版で紹介されたのが自慢です。 宮崎駿さんの映画に出てくるような木造校舎で、楽しく畑と音楽と木工をやっていました。 みんなの健康相談〜今月の質問〜 「夜にトイレに行くけれど、私は病気ですか?」 寒くなってくるとトイレが近くなりますね。 今回は夜のトイレについて私見も交えながら解説します。 まずは夜間にトイレに行くことは、決して病的ではありません。 寝てから起きるまで1回でもトイレに行くことがあれば夜間頻尿という定義に当てはまりますが、 高齢者であれば残念ながら1回以上行く人が「多い」印象です。 TVや新聞のコマーシャルでは、〇〇を飲んだらトイレの回数が減った!というものをみますが、 残念ながら夜間のトイレ回数0回を薬で目指すのは少々難しいようです。 どうしても加齢によって膀胱が尿をためる力や膀胱自体の容量(尿を貯める量)が衰えてきます。 薬で尿の回数を減らすというものもありますが、全員に絶対に効く、 というわけでもありません。 それよりはトイレに行った後しっかり寝られるか?トイレに安全に行けるか? のほうが大事かな、と思っております。